投稿日時 2023-07-14 18:17:23 投稿者 コロン=シャイン このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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ジンメ渓谷の谷間の眺め。 谷間の奥部はこのくらいまで幅が狭まっています。 これは、奥部側から出口方向を眺めて撮影したものです。 といっても、「ジンメ渓谷の出口」なんてのは此処からでは全然見えません。 ジンメ渓谷は広大で、途中でくびれてるんですが、そのくびれ目すらここからは遥か彼方の空の下、なのです。 物語中でサカヌキ村としているのは、この写真だと、左右から山が下りて来て狭くなってる辺りまでだと思いますが、あまり自信もってそうだとは言えません。 もうこの土地の距離感忘れてるので。 そもそもこの撮影地点は広大なジンメ渓谷の中では紛れもない奥部だけれども、作者が空想しているサカヌキ村の谷間の中では『小さな橋』へ向かって谷間を横切ってる道辺り……。 あー……正面に立ちはだかって上部に雪を抱いてるあの山の辺りまでなのかなあ…… 追記:サカヌキ村は、直近の人里はカスコヨの街ですが、境界を接していません。 中間には相互に勢力の及ばない地域があります。なので、ジンメ渓谷を行き来するのは、かなり危険を伴います。 恒常的な通信はありません。郵便などという便利な仕組みは維持できません。 それどころか、勢力圏間の通商というものすらありません。 この物語の世界は、そんな現代みたいに人類が繁栄している状況ではなく、衰退の瀬戸際で持ち堪えようと苦闘している、そんな時代です。 物語では、もっと原始的な、庶民は石器や骨角器しか使えないような技術格差社会、技術集団隔離社会を想定していますから、農家の風景などは当然これとは変わってきます。 基礎技術すら失われた文明崩壊後、蛮族が支配し、小国同士が血みどろ裏切り闘争を繰り返す中で、民衆を支配する為に金属を独占し、侵入者を排除する為に領民全員に焼き鏝で烙印を圧すのが当たり前、更にドルイドと称して秘密調査員を置き、領内の隅々まで個人情報を収集して敵の潜入工作員によるなりすまし防止、女は全員が権力者の財産で、我が子のうち忠誠心の足りない奴らを農村で奴隷として男ばかりで死ぬまで働かせるような低生産性時代。利便性と安全性はトレードオフですが、権力者が自衛の為に安全性をできるだけ優先しなければならなかった時代があったのです。 火薬技術が再発見されてませんので、青銅器vs鉄器程度の、多少の技術力差があろうと、ひっくり返せますから、恐れるべきは正面戦力による対外戦争よりも、暗殺や人心操作といった工作なのです。 そんな時代がひいひいじいさんの頃までサカヌキ村がある国でも続いていた、そんな時代背景を設定しています。 もっと書くと…… よく似た異世界で科学技術文明が発達したけど、人の心は愚かなまま、欲望に呑み込まれた輩の暴走で文明崩壊。 その後数万年を経て、再生した人類文明が、以前を超える超高度文明に至り、しかしやっぱり崩壊。 その後も何度も興廃を繰り返し、中には魔術文明なんかもあったけれど、今は最初の科学技術文明崩壊後より22万年後……。 そんな感じ。 |
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